昔の文章

今まで書いてきた小説の詰まったファイルを整理していました。そうしたらうっかり以前書き掛けた鋼の錬金術師の同人小説なんかが出てきて、思わず読み返したら堪らなく続きを書きたくなりました。ええとエドワードの機会鎧の調子が悪い時にたまたま強盗たちに襲われて、それで強姦なんかされちゃう殺伐としたお話です。
「小石を嵌め込んだような目」とか「握った拳で地面を絞め殺すように」とか、当時の私にしか思いつかない表現だよなあと実感。
続き書きたいけど今は駄目だ今は……。読んで貰える相手も居ないことだしね。

読んで貰えないと云うと、うっかり月粧裕と云うか粧裕→月のお話も書いてしまったけどそれも多分誰にも読んで貰えないなあ。仕方が無いので廃棄処分です。もしくは何とかただの兄妹ものに書き直せないものか。書いても仕方がないのですけどね。

メールとか返信はもう少し後で。嬉しいメールが多くて幸せ!有難うございますしっかり返信します。今ちょっと疲れてるので寝て起きてから。

以下今ふと考えたもの。下らなさ増量中注意。ほんとしょーもないです。飢えでどうかしてたんだ。

『順応』

「ところでミサさんは自慰などをするのでしょうか」
「……は?何云ってるの竜崎さん。私がそんなことしててもしてなくてもあなたに云うはずがないじゃない。それにどうせ監視カメラで見てるんだから知ってるでしょ」
「そうですね。それでは、ミサさんは性的な想像をしたりしますか?」
「だから――」
「例えしていてもそれはおかしなことではありません。正常な若い人間なら性別を問わず自然なことです。お相手はやはり夜神くんでしょうか」
「そりゃそうでしょ。……してたらの話だけど」
「内容は夜神くんがあなたに性的な意味を持って触れたりするものですね」
「もーどうでもいいでしょ!竜崎さんってば、何が云いたいの?」
「ミサさんの順応性を確かめたくなっただけのことです」
「……順応性?何で?」
「そうですね、ミサさんなら普通に考えて夜神くんに組み敷かれる想像をすると思われますが、仮に夜神くんが誰か男性に……この場合想像しやすいように私でも構いません。彼が男性に組み敷かれている様子を想像してみてください」
「ええーっ、そんなの変だよ……」
「まあ聞いて下さい。夜神くんは抵抗しようとしていますがその男性には敵いません。必死で抵抗を繰り返しますが、その間にもその男性が夜神くんの身体を高めるので彼は顔を紅潮させ目を潤ませて睨みつけます……こういった情景を想像してみて、どう思いますか」
「ど、どうって……」
「そんな夜神くんの反応を想像したことは無いはずです。こういうのも良さそうだと思いませんか」
「うーん……まあね。ちょっと新鮮かも」
「なるほど。流石ミサさんです。順応性が高いですね」
「ほんと?やったー」
「……竜崎」
「何ですか?夜神くん」
「……確かに捜査の資料にするため全員の順応性のテストをするべきだと云ったのは僕だ、だがどうしてこんなテストの仕方をする必要があるんだ」
「ミサさんに解り易いように考えた例えを使っただけのことです。夜神くんにとって不愉快なら聞かなければいいことです」
「……こうして手錠で繋がれて隣に座っていたら厭でも聞こえてくるんだよ」
「それでも聞かずにいることは可能なはずです。それとも夜神くんはもしかして私が解説していた内容を想像して性的に興奮、」
「悪かった!僕が……悪かったよ……竜崎……」