【無人島に持っていきたい】小説五冊
無人島に行くことになったとしたら何を持っていきたいかを考えるシリーズ。別に連載していた訳じゃないけど、暇な時に書いた、無人島に持っていきたいものリストを発見したので、今からシリーズにしてみた(笑)。
ちなみにここで云う「無人島」の条件とは、二度と他のものが手に入らないことと、自分一人きりであるということ、この二つです。
というわけで、今回は小説五冊を選んでみました。
無人島に持っていきたい小説五冊
・小野不由美『屍鬼』
・京極夏彦『魍魎の匣』
・ジェーン・オースティン『高慢と偏見』
・ミヒャエル・エンデ『モモ』
・佐藤友哉『エナメルを塗った魂の比重』
選考基準は「何十回、何百回も読むに耐えうる本かどうか」。
上記のどの本も、それこそ何十回と読んできた本ですが、ぱらっと適当なページを開いて読んでも構わない、どのシーンからでも楽しめるのがいいところかな。
『屍鬼』は一つの連続したストーリーではありますが、各人の行動や思考なんかがそれぞれ書いてあったりするあたりが少しオムニバスっぽい。『エナメル〜』もそうですし、『魍魎の匣』にも多少そんな感じはありますね。
あと、『高慢と偏見』は恋愛小説における私のバイブルです。表現が古いか(笑)、一番好きなお話です。
『モモ』は童話で一番好きなお話のひとつです。オースターの『幽霊たち』と迷いましたが、全体的に暗い話が多いので、ここは敢えて明るめな本で。
本にもいろいろありますが、「無人島」の条件にすると上記五冊かな〜。
これで条件が「旅先」とかだったらエンデが抜けてオースターの『幽霊たち』が代わりに入ってきます。フィッツジェラルドもありかな。スタンダールの『赤と黒』もなかなかいいと思う。