昨日今日の話ではなく。

書きはしたけどあんまり誰にも読んで欲しくない気がするエントリー
今まで折に触れては考えてきたけれども。

(ちなみに直前のエントリーについては、自分の好意の押し付けがましさに勝手に動揺していたのです。あれを渡して貰ったことについても、私が云い逃げしたコメントについても、押し付けられた相手の迷惑を考えていないことでは最悪だなあと唐突に自覚して、同時にしばらくそのことに気付きもしなかったことに驚いていました。好意はやっぱり胸に秘めておくべきものらしいです)

時々自分の作品を振り返ってみたりします。……と云っても、特に読み直したりするわけでもないのですが。普段よりは少し真面目な気持ちで今まで書いてきたものについて回想するというだけのことです。
それから、私の尊敬する方々の作品を幾つかじっくりと読み返します。それを通じて(勿論純粋に感動しますし心動かされますが)自分にはないものを見つめます。
大抵は平素目を逸らしていた自分の浅はかさや程度の低さを思い切り直視することになってしまい、多少どころかかなり落ち込んでしまうのですが、落ち込むのを何とか上手く超えられたら少しは真剣に書こうという意欲が湧きます。

時折見失いそうになるのです。私が何のために書いているのか。

当然これが二次創作である以上、私は楽しむために書いているのですが、私の文章書きとしての根底はそれだけではない。ただ読者に気に入って貰えるかどうかのご機嫌伺いのためのエンターテインメントではなく、ちゃんと自分で満足したい。欲を云えば気に入って貰えるに越したことはないのだろうけれど。だから根本は醜悪です。これを書いている私でも自分で気持ちが悪くなる。しかしそれが事実なのだから仕方の無いことです。

読んでいて吐き気のするような作品が私の目標です。気持ち悪い話というのではなく、そのぐらい心を動かせるもの印象に残るものを書きたい。何度も読み返さずにはいられないような。

(書いていて私はシンプルだなと思いました。私の存在意義イコール欲求を満たすことです。思わず「誰しもそうじゃないか」と弁解したくなるけれど)