2007-03-20から1日間の記事一覧

月がおちていたその3

『月が落ちていた』その3。 当然ながら私は目の前の少年が何者なのかさえ知らなかった。電話で話したことは全て口から出任せで、そもそも私に直接会うことの出来る人間は限られている。能力の高いもの、役立つもの以外の人間とは会話を交わすことすら億劫に…