坩堝

目の前の男と向かい合いながら僕は苦痛に塗れた息を吐く。
男の暴力は僕の精神をも押し潰そうとするかのように容赦がない。僕の肉体は彼に蹂躙されてはいるけれど、僕はひたすら男と視線を合わせて、僕が完全に屈服したのではないことを見せ付ける。
一対一の魔女裁判、彼が正義を騙っているのか、僕が悪魔に憑かれているのか。どちらも証拠は無いままお互いを糾弾する。いつだって勝った者が正義を名乗る権利を掴む。

……というネタで色々妄想していたのですが、どうもこれ以上長くしようが無いようなので残念です。使えないなあ。
本当はこんな殺伐としたものばかりではなく、Lと月がイチャイチャパラダイスしているようなものが書きたいのですが、どうにも難しいです。やはり原作が殺伐としていると自分だけラブラブなんて書けないようです。今日も早速挫折しました。

かと云ってパラレルに逃げるのも辛くて出来ないです……パラレルは原作が安定しているからこそ楽しいのであって、逃避の手段とはまた少し違うと思っているので。
原作があんな展開になってしまった以上、パラレルは寧ろ鬼門のようなものになってしまいました……それも残念だなあ。
まあどちらにせよそのうち書くつもりではいますけどね(笑)。

しかし私は諦めませんよ……次こそはL月ラブラブを書きたい!