ほのぼのが読みたい

最近ほのぼのが読みたくて死にそうです。飢えています。
今一番読みたいのは団地妻とエル吉と中学生みたいな初恋のL月です。月はキラでもピュア月でも構わないのですが、とにかくほのぼのラブラブをちょっぴりぎこちなくやってくれると最高です。
一応自分でも書こうとは思いますが、やっぱり自分の文章にはどれだけ頑張っても萌えられないので、それが悔しくてなりません。萌えとか思い入れとかは書くことによって昇華されるしそれはそれでとても満足するのですが、私の場合書きたいものと読みたいものは必ずしも一致してはいないのでどうにも……。

あとシリアス以外のものが書けないのも何故なんだ。ちょっと下らないネタのストックが少々あるのですが、どれも書いてみると物凄い勢いで萎えます。しずかちゃんのバイオリン、ジャイアンの歌のようなものです。(思ったのですが、何故あの漫画には二人も騒音の元凶が居るのか……)
八つ当たり気味にちょっと書いてみます。萎えを実感してみて下さい。
(萎え度合いが)かなり酷いので注意。

>私信 Sさん、それ本当ですか……!物凄く読みたいですがご好意に甘えさせて貰ってもいいでしょうかー。お忙しいようなのに申し訳ないです……欲望に正直で済みません(笑)。

『L月同棲物語(仮)』

僕と竜崎が結婚してから半年になる。まだ出会ったばかりの頃、僕は大学に入学したばかりだったし、竜崎はLという偽名で探偵をしていた。だが、僕達は交際することを父に反対されてしまったため、僕は大学を休学し竜崎は探偵業を諦め、二人で駆け落ちするようにして結婚した。
二人とも自活の経験は全く無かっただけではなく、竜崎がLをやめてしまった今、僕達にはろくな収入も無い。僕達の生活は苦しかった。僕は学歴のことを考えてバイトをしながら大学に再び通い始め、竜崎は僕達の住んでいるアパートからそう遠くない弁当屋でパートをすることになった。勿論、僕が夫である以上、妻にあまり負担はかけられない。僕はバイトを幾つも掛け持ちでこなしたが、それでも僕達の生活は一向に楽にはならなかった。
お互いが居ればいいと思っていたけれど、僕達は段々辛いだけの日々の繰り返しに疲れていった。僕はさして自覚のないままどんどん苛立ちを募らせていった。
「月くん……紅茶が出来ました」
僕はこの頃では四六時中感じている苛立ちに任せ、不機嫌な顔のまま竜崎からカップを受け取った。いつまでこんな生活を続ければいいのだろう。いつになったら僕達は僕達の望んでいた通りに暮らせるのだろう。
カップの紅茶に口をつける。ぬるい。僕は苛立ちがとうとう臨界点を超えるのを感じた。
ガシャン!
「ら、月くん……何を……」
壁に叩きつけられ粉々になったティーカップの破片を、竜崎は呆然と目を見開いて見つめた。
「紅茶がぬるいんだよ!」
「で、でも……あのティーカップは……ワ、ワタリが、」
「うるさい!僕のすることにいちいち口を出すな!」
乾いた音と共に、竜崎の頬がみるみるうちに赤く染まった。
竜崎は信じられないものを見るような顔で僕を見た。だが涙を流す訳でもない。可愛くない、そう思うほどに僕の気持ちは一層後悔から遠ざかっていった。
「月くん……」
「黙れと云ってるんだ!」
もう一度手を振り上げると、竜崎が咄嗟に身を竦ませた。だがそのまま僕が何もしないでいると、舌を噛まないように歯を噛み締めたまま竜崎が上目遣いに僕を睨んだ。
「……だ、誰の所為で……こんな生活をしていると、思ってるんですか……」
確かに竜崎は僕と一緒になるために様々なものを捨てた。だけど、僕だって家族を始めとして沢山のものを失ったのだ。それをよくも自分だけが苦労したように。
抑え切れない怒りに目の前が白くなる。僕はそれで逆に落ち着いたような気分になり、唇を歪めながら竜崎の肩を掴んで引き倒した。

申し訳ありません!
ドラえもんの新しい声優が発表になった時の「ぼくドラえもん〜」並の萎えでしたorz
でもこれ、月が夫で竜崎が妻ですが、L月です。あくまで。物凄く典型的な展開というか昼ドラマでも10年前くらいに廃れたようなストーリーですが、敢えてそれをL月でやることに意義が……嘘ですごめんなさい。
しかもこの後実はこの勢いのままセックスシーンとか入りますが(笑)、流石にこれ以上続けるのはまずいですよね……でもちょっと書いてしまいたいような気もする……(笑)。