文法メモ

(1) Who are you?(あなたは誰?)
(2) Who you are(あなたが誰なのか)


(1)は、これだけで完成された一文。そのまま疑問文として使用することができます。
それに対して、(2)は名詞形の一節。一文としてはこれだけでは成り立たないので、I would like to know who you are.(あなたが誰なのか知りたいです)とか、Who you are is not important to me.(あなたが誰なのかは私にとっては重要ではない)などのように使用する必要があります。Who you are?と、これ単体で疑問文にしようとするのは文法的には間違い。


ちょっと話は逸れますが、名詞形の一節、といわれて掴みにくい場合、イメージ的にもうちょっと解り易くすると、You should let her know who you are.(「あなたが誰なのか」を彼女に教えてあげるべきだ)みたいな感じかな。Who you areという一節そのものは名詞として扱われるので、「あなたが誰なのか」という文章は何に置き換えてもそれが名詞でさえあれば文章は成立します。
例文を挙げると、
You should let her know the truth.(「真実」を彼女に教えてあげるべきだ)
You should let her know that you just won a million dollars in a lottery.(「あなたがたった今、宝くじで100万ドル当選したこと」を彼女に教えてあげるべきだ)
という感じかな。


……えーと、唐突に英文法教室みたいになってしまいましたが、ふと仕事中に素朴な疑問を覚えたので自分で復習してみたのでした。英語で一番重要なのは基礎ですよね、やっぱり。


さて仕事仕事。